昨日の続きですが、私のご利用者さんでもありスタッフのおばあちゃんでもあるむっちゃんの話すことはポジティブです。認知症は若干あり同じ話はしますし、テッシュペーパーはズボンに沢山入れますし、物忘れもありますが、とても素直です、荒々しいことはありません。少し前には、同居の娘に「かこちゃんと一緒にいて幸せ・・・」と言っていたのです。娘さんもこの言葉を喜んで聞いていました。

ケアマネの私の存在は忘れます、どこかの人です。少し意地悪な私は、毎度紹介された時に孫の名前を出して「○○ちゃんの彼女」とジョーダンを言いましたら、おばあちゃんのは返答が「あんた、そりゃよかったね。」と良い男(孫)の彼女になれて・・・という意味あいで返してくれたのです。びっくりしました。その孫はおばあちゃんを大事にしています。いつも孫の話しになると「○○ちゃんはやさしいでな」と岡山弁で話します。こんな優しい男の彼女であんた良かったね!ということなのです。最高のおばあちゃんです。

苦労も多かった人生ですが、暗さが微塵もありませんし、人が来たり、出かける時は必ず口紅をするようです。娘さん達も見習いたいというくらいキチンとされています。こういう人の周りにはいい人が集まる・・・いえ元々こういう環境なのですね。皆が岡山でも支えてくれています。

考えてみると、いいスタッフがいてあんた良かったね!とおばあちゃんが言ってくれたのです。会社にとって人は宝です。いい人材なのです。