昨年末から村人の往診医の先生を探すことから始まり、知っている往診専門の先生に依頼しましたが、何件か断られました。悩んでいたのですが、豊中市の在宅の事業所が乗っている冊子に広告が載っている近所の往診専門医さんと繋がりまして依頼し快諾して下さいましたが、新規開拓でチャレンジです。どのようなお医者さんだろうかと???お客さんも私たちもドキドキものでした。

夕方にはじめて来て下さり、フランキーな女医先生で、時にジョークで場がなごみます。丁寧に診察して下さいました。病院からの診療情報は重病人あつかいでしたが、そうでもないことも分かり、看護もわが社の訪問看護師でOKとなりました。その方の若い親族さんに先生が「自分も両親を在宅で介護した、医者として偉そうにしているけれど、ヘルパーさんに足を向けて寝れないのよ、苦労はこれからの人生にとって役に立つから・・・」と話していました。こういう人情味のあるお医者さんは良いですね。先ずは人としてどうかという事です。安心して相談できます。人はあったかい心です。

利用者さんの為に、ケアする人はよい人間で支えていきたいです。帰りに先生、食堂で板長の夕食を見ていただき、美味しそう・・・自分のおばも施設に入って103歳で亡くなった食事が良かったと言っていました。本当にざっくばらんというか、フランキーな女医先生です。出会いに感謝します。