昨日も知り合いの不動産屋でNPOおお樹にの物件の申し込みに行ったら、相談に乗ってというので聞きますと、お母んさんが入院中で胃ろうを付けるように言われたという話です。私のはじめの一言は「胃ろうすると長生きするよ~」短時間の面会で認知症のお母さんがガラス越しに涙ぽろぽろしているのを見たら、生きててほしいという感情が浮かんだという事です。しっかりしている時は、延命はしないでと言っていたのけどね・・・、息子は胃ろうをすることを決めているようで、誰かのひと押しが欲しいようでした。

一人っ子でお父さんもグループホーム入所中、お父さんの面会には行ってないけど、お母さんに会いには行っているよう・・・母に大事にされた彼です。独身です。この間知り合いに同じ相談をされました。そのお母さんはしっかりしていて、「胃ろうはつけないで。」とおっしゃったようです。周囲は特に、夫さんは生きていてほしい思いがありつけると家族会議していました。私は、「本人がしたくないと言っているのにつけたら、死んでから恨まれる!」という爆弾発言をしました(笑)。付けたくなかった人工呼吸器の人のケアマネを長らくしていましたから。今の所この爆弾発言が決め手のようです。また揺れたらいいよう~とも付け加えています。結果はわからないのです、その時一所懸命にすることが一番です。

息子は、「結局、自分の自己満足やね、」と言いました。身寄りもなくなると感じる彼にとってお母さんの存在だけが生きがいです。それでいいと背中を押す役割でした。
なんといういつもタイムりーに介護の時に居合わせているのか・・・自然と身体がそうなっているようです。天性かな??

本日のテーマはいだきしんびわ湖ホールコンサートでの会場に落ちていたどんぐりを見つけ、ピアノの音にどんぐりに大宇宙を感じました。ミトコンドリアの細胞や、人間の体の神秘を感じたコンサートでした。永遠と続くいのちの連鎖・・・すごい身体、大自然です。たまには感じることも良いですよ!。