40年間奥さんを介護し最後は海に・・・の82歳のご主人の刑が出ました。40年間奥さんは苦しかったのでしょうか?楽しいまではいかなかったかもしれませんが、きっと幸せだったのではないかと勝手に推測しています。亡くなる最後の一年間が辛い時だったようです。近所にも罵声が聞こえていた・・・ケアマネに言わなかったという言葉がありますが、それを含めてケアマネは考えていかなければいけないと思います。あれ?先月と様子が違うとか、何かのサインがあると思います。追い詰められた人は頭の中はひとつしかないのです。きっと形相は変わっていたのではないかと・・・月1回の訪問、自分達もしっかり見ていきます。けっしって他人ごとではないのです。

男の人は介護を仕事と見る人が多いです。仕事なのできっちりするのです。男性介護者の人の家はぼろぼろか、凄く綺麗かのどっちかです。仕事にしている介護者の男性は仕事上のミズは許されないので虐待へ向かいます。過去にには虐待ケース通報しました。仕事は自分でするので人の助けは受けない・・・とか頑固おやじは職人ですので、そこを私達ケアマネはアセスメントしなければいけません。

たぶん、ケママネはデイサービスやヘルパーを入れる努力はしたと思います、奥さんを所有者にしていたという発言からそう推測します。初めから介護しないなら40年は介護できないのです。介護いのち、おくさんいのちできた人にどう関わっていくかです。あの手、この手、孫の手頭を使う、辛辣に言いますが、最悪の結果の予測はできたと思います。ケアマネ業界が真摯にこのことは考える事が大事です。サラリーマンのケアマネはいらないのです。情熱を持って予測してということです。家族に胸の内を話していただけるケアマネジャーかどうかです。最悪の結果は周りが辛い・・・よね(身内や近所、関わった人達)結果はどうでも、その時の決断はそれで良かったという事にしたいですね。