毎年秋から看護学校へ講義へ行きます。本来ならば、人工呼吸器を付けた、仲間達を呼んで、看護学生さんに直接会ってもらう授業なのですが、今年は中止となりました。在宅で人工呼吸器と共に生活している人を見るのもはじめての学生たちです。映像による学習授業が終わると、一人が来て、「会いたかったです。」と言います。直接会うのが一番の理解ですし、感動も大きいです。普通にできていたことが出来ない日常となった今を実感します。

看護学校の講義を時間の都合で、今までは2クラス合同でしていましたが、昨年の授業が終わるころに、教務主任に来年はABクラスそれぞれに授業をします。と提案をしていました。まさか、コロナの渦になっているとは予測はしていませんが、今はこれが良かったのです。ソーシャルディスタンスで80人教室を40人で使っています。いのちは予測していることがわかります。

箕面に住んでいる、今年中学3年生になる男子の小学校の時の様子を紹介しました。学校看護師さんがいろいろ工夫していることに驚きました。常に安全を考え挑戦をしています。危ないからではなく、どうしたらできるかを考える姿勢に感動ものです。人工呼吸器をつけたまま、車いすでどうしたら早く走れるか・・・、夏のプール学習・・・凄いです。未来へチャレンジですね。前向きな姿にやる気でました。さあ、今日から月一回の盛岡へ行ってきます。