こういう言葉があることを知りました。年に一度の看護学校の指導者会にて、表題の「レスキューナース」という講演会に参加しました。講師の先生は国境なき医師団に参加している助産師さんです。迫力が違います。災害時には、内閣府からじきじきに要請があるとのことです。初めの一言は「皆さん今、ここで災害が発生したら何処へ逃げますか?避難経路みてきましたか?」沈黙していたら。「全員死にますよ!」と1時間の講義の中で4回はこの言葉言われました。(大笑い)

看護師の集まりですし、看護学生を指導する立場の人で一緒に逃げるのでなくむしろ率先して救護に向かう人達です。この事はしっかり受け止めました。避難するときも一番最後ですし、もしかしたら、負傷者を抱えての避難かもしれない・・・体力ありますか?自分の所は助かったというのではなく、勤めている病院へ、どんどん負傷者が来て、4人部屋が10人部屋になるのです。今も台風19号で水没した地域の人は冬服がないという現状も知らせてくれました。

災害はいつおこるかわからない現在です。即決、即断、即行動を3秒でとの事。ここらは自分も同じです。日頃から、とにかく愚図はダメです、良い事はひとつもありません。スピード上げる、やはり、仕事が出来る人は早いのです。次々と向かう事です。そして頑丈な身体です。迫力満点の講師の先生は、一日一万歩は歩いているとのこと。歩きながら物事考えている、止まらずに歩きながらです。全くその通りです。

20年ぶりに看護学校の教師時代の教え子とも再会しました。大きい病院の小児科の師長さんになっていました。なんだか大変そうで、彼女も人生の分岐点のようでした。自分の人生です、自分で決断することが一番です。