ご利用者さんの自宅の売買を頼まれています。ご本人さんは施設入居でもう自宅に戻ることはないので、自宅の処分です。知り合いの不動産会社に依頼し来ていただき、はじめて物件の立ち合いをしました。上がったことのない2階に上がったり、しばし、この家で生活されていたご家族を想像しました。不思議な感覚です。実家も誰もいない古屋があります。同じことです。
玄関先に主なき家にも春を伝える、水仙の花が咲いていました。元々玄関先に花はあるだろうと、ハサミは準備していたのですが、入れ物がありません。なんと、玄関の置物の横に花瓶がありました。水も出ましたし、さっそく切って庭の花々を花瓶ごとお持ちしました。グッドタイミングです。
不動産屋さんは写真を撮っていかれ、ご本人さんは家を壊し土地だけと言っていますが・・・と話すと、いえ、家付きでとおっしゃる方もいるのでと説明してくれました。そうか、どのように住むかは分かりませんね。いろいろな人がいますので・・・。案外中二階があったりガレージからの内部の小さな扉があったり、もしかして、そのまま利用されるかもしれません。また1件だけでなく、相見積もりしていきます。しかし、不動産屋のお兄さんとこは、正月休みは10日までとのこと、凄いですね。休み中に出てきてくれました。