朝一番にスタッフに迎えられた元日でした。正月の挨拶を丁寧にしていただきとても嬉しかったです。「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。」というだけですが、心から言える言葉でした。幸先いい一年のように感じます。厨房では板さんがおせちのお重を20個以上作ってくれています。お赤飯とお吸い物付きです。お赤飯もお粥のお赤飯も作っていました。昼食は皆さん完食状態です。みんなニコニコ・・・。「美味しい・・」の連呼でした。また見た目が素晴らしいのです。
以前からの漫画家兼ヘルパーの知り合いが、一度は取材したいと元旦にきました。(京都にていだきしん先生の新春のお餅つき参加ついでにです。)彼女は取材といいながら、ずっと入居者さんの似顔絵を描いてくれました。取材を忘れたらしい・・(笑)。とっても皆さん綺麗とびっくりしておられました。絵描きは表面をとらえるのではなく、内面と対峙していることが分かりました。素晴らしい似顔絵ばかりです。彼女の表現では「おばあさんは美しい・・・」と言っておられました。ここの人は違う!みな上品であるとのことです。中には認知症の方もいますが、みなゆったりと過ごし、画かれた絵にその人の本物の姿がありました。
スタッフも少なく、凄いなぁ~と感心していますと、電話が鳴り「僕、今日の予定が4時におわるので4時半から行けます。夕方人が少ないですよね。」と言って下さりありがたいばかりです。村長は元旦から夜勤です。綱渡りの日々ですが、温かいです。空間が愛に満ちているそんな村ですので、女性は綺麗に輝きます。女は死ぬまで綺麗でいましょう・・・よね。