看護学校の講義の一環として、人工呼吸器を付けて在宅で一人暮らしをしている人3人に来ていただき、学生たちと学びます。看護学校の先生も見たいという事で参加していましたが、超ビックリして、価値観が変わりましたというではありませんか、それは良かったです。3人は共にヘルパー2人態勢で、日常の全てをヘルパーさん達がします。全身管理していますので、いつもながら優秀なヘルパーさん達に感心します。
在宅は進んでいるといつも感じるのですが、カフアシストという機械を見せていただきました。痰の排出を促す機械でして、それが進化していました。胸に袋を巻き付け、空気で膨らませ微動させる排痰に一番有効的であろう装置を見ました。筋ジストロフィーの彩さんは付けると、とてもうれしそうな顔をしていました。振動が気持ちが良いようです。排痰効果はばっちりです。最強の肺炎予防です。
年に1回は会う人達です。みな元気そうで何よりです。知りあったきっかけは、彩さんのおばあさんのケアマネをさせて頂いたことで知りあいになりました。一人暮らしでしたが、あれよ、あれよと認知症が進み、同居しはじめて彩さんと会った事を覚えています。リビングの真ん中にベッドが搬入されて、高校生だったかな?そして偶然は今日もありました、なんと看護学校の先生が、以前彩さんの家に訪問していた看護師だったのです。やはり、世間は狭いのです。再会を喜んでいました。人と人のつながり、ひとつ、ひとつ大事にしていきたいものです。