長年付き合いのある要介護5の独居の人の実家がある能登半島先端の珠洲(すず)市です。ご両親と本人さんのケアマネをしています。ご両親は亡くなっています。珠洲市では数年前からの地震が群発していて訪問する時はその話題になります。もう家もない故郷のようです。そこに出入りしている、薬剤師さんも偶然に珠洲市出身で、叔父さんは知り合いだったとうことも知りました。
今回の地震も他人事ではない感じです。不安でしょうがないでしょう・・・。群発に地震の地に住むこと、避難して住むことができたらいいなと勝手に思ってしまいます。簡単にはいかないでしょう。そこに家があり畑があり、墓があり、生活している・・・自分達の兄弟のように田舎から出てしまえば楽なんですけどね。
実家は大分県今は佐伯市ですが、その前は南海部郡蒲江町大字楠本という住所でした。今も崩れかけた家、墓、山、土地はありますが誰も住んでいません。仕事がないのです。故郷を捨てたわけではありませんが、たぶんそこに居たら生きていけなかったでしょう。北陸の地震がない事を祈りますが、大事にならない内に避難してほしいです。いのちより尊いものはありません。命あれば次へ向かえます。
おりしも、おおきなき保育園の庭に、倉庫としてイナバの物置をコーナンで買うことになっています。その設置でコンクリートで基礎を作って上に乗せるという工事が必要ですが、後ろが壁で平坦なら大丈夫ですけどと提案がありました。地震対策です。ふたつ返事でやって下さい、何があるかわかりませんから、後からあの時にしておけばよかったということにならないようにです。準備周到し過ぎることはありません。玄関先に大きないい匂いの木もありますが、蜂が巣を作るようです。聞いただけで危ない切って下さいと伝えました。もし、子ども達に被害があったら大変です。大家さんへお願いしている最中です。頼みます・・・。