村(ケアビレッジかんのん)を出てグループホームにてお亡くなりなった元ご利用者さんを皆で見送ることが出来ました。身よりもなく、直葬であるので、同じ釜の飯を食った人とお見送りをしたいと考えました。後見人の先生にご相談し、火葬に行く前に村に寄っていただきたいと、村人数人でも最後のお別れができたらと・・・いえいえびっくりしました。ほぼほぼ皆さん出て玄関先に居ました。
車中で・・・ということでしたが、みなさん車いすです。棺を外に出す準備がなく、急遽椅子を準備し、男性スタッフ4人で抱え上げて外に移動し、皆さん全員お顔を見る事が出来ました。葬儀社の人もとてもいい方でした。寒さも緩み玄関先にて良いお別れができました。そうしていると、車いすのストッパーをきちんとしてない人の車いすが坂を下っていき、あわや事故になりそう・・・スタッフ激怒して助けていました。(この人はいつもこれで転倒しているのです)、そうしたら、男性スタッフがとどめのように、この霊きゅう車に次乗る?と皆で大笑いです。こりない、ご利用者さんです・・・、こちらが注意していくしかありません。
火葬場では、本社のスタッフがお見送りをしてくれました。在宅に居た時にケアに入っていたスタッフです。お顔がとでも穏やかで・・・というコメントを聞き、実はえっ!と思ったのです。村で拝見した顔はやや辛そうに見えたのです。直ぐに分かりました、村で皆さんにお見送りをしていだき、それも雰囲気最高で、いいお別れ式をしたのでお顔が喜びに変わったのです。人は亡くなっても耳は聞こえていると教えていただのでこれだ!確信です。良い事は永遠です。合掌。