本当に人の為になっているのかと考えることが多いです。周囲が困っていることが分からないのかと?感じる昨日でした。何もかもやることが良い事ではないと十分わかっている介護の現場、これはたぶん言葉の上知っているレベル、芯からわかってはいないと感じます。やってあげてるという気持ちは伝わります。そのことが嫌な人もいますが、らくちんならその流れに乗る人もいます。
人を通じて、両極端を見ました。私は、人生はその人自身の人生ですので、基本は自分でやりなさい、決めなさいと言います。根がおせっかいですので、途中はやりすぎのところも確かにあります。介護は特に対等な立場であることが大事と、昨日も初任者コースの受講生に話しました。やってあげるは人間の尊厳にかかわります。やってもらているのは嫌だから上下関係となり、いつしか殿様と家来の関係になっていかないと、やってもらっている方は屈辱的です。今までのいろいろな事が露わにわかります。
人間の心理の勉強のような昨日でした。人として対等であること、ALSの方のニュースでもよくわかります。あの方は状況を分かってほしいではない、お手伝いできることがあれば・・・という医師のコメントに感動したという文字がそうですね。難しいですが、よく考えます。