95歳の一人暮らしの男性から、一昨日の夜に連絡がありました。浴槽からの出入りに付けた福祉用具の手すりの件です。手すりのデモ機を使っていただき、OKだったので購入となりました。その購入したものの色がデモ機は赤だったのですが青を持ってきたと、「僕はねえ、赤が良かった何だこの色は青は暗いんだよ・・・お金も支払ったし、何だか騙されたような気がするんだけれど・・・」デモ機と言う事や在庫が無かったかもしれません、という話はご利用者さんには通りません。今日は遅いので、明日に業者に言いますと納得していただきました。
福祉用具の業者に聞くと、シャワーチェアー、滑り止めマットが青だったので、青の色の手すりにしたようです。赤の手すりは在庫にはあるようです。とりあえず早々に以前のデモ機の赤に代えてくれました。どうするかは後のことです。(業者の会社が決める事です)
夕方にそのご利用者さんから「ありがとう、早速に赤にしてくれたよ。」と電話がありました。この動きも凄いです。波の95歳独居老人ではありません。キチンと生きている事が伝わります。いつも、やりっぱなしの自分を返りみます。こういう人とのおつきあいは大事です。学びです。
ヘルパーのサ責と話したのですが、仕事、生活する中でこのようなことは多いですが、何かあった時、こちらの正義を振りかざします。このご利用者さんに限って常識というか理屈は通りませんので、私たちが本人の望むよう動くのみです(笑)。しかたがない。。というところから始まりますからこちらもストレスが少ないのです。相手を動かしたり、相手を変えようとする自分を自覚しました。どうしたら相手に納得していただけるかに頭を変える事です。。人間関係のトラブルは相手にとってはへりくつになります。へ理屈は要らない!しこちらのストレスも減ります。日々勉強です。