各介護保険の事業所に11月の予定を送りました。どうもこれがないと、介護保険の指導に引っかかるようです。なんという変な仕組みを作ったものですか、大阪では多少の違いは、事業所で実績の時に返しますで、お互いに済みますが、高知ではこうはいかない所が多いです。書類を揃えることに躍起になって、本来は現場の介護の方が大事なのに・・・と感じる事が多いです。
一人、一人の利用者さんの予定を送りました。サービスを受けることで、その人が幸せになりますように・・・。サービスの中身は決まっています。訪問介護、訪問看護、リハビリ、デイサービス、福祉用具のレンタル、ショートステイ、住宅改修、ほぼこの中で介護を受ける人を支えて下さいということです。これ以外に何もないのです。その中で、これに合わせるような目標を作らさせられます。介護保険法ですからね。
規制も多いです。ベランダは掃除してはだめ、換気扇の掃除もだめ・・・。動けず一人暮らしの人はどうするの?自費サービスでやっている人もいます。お金ない人はどうしますかね?折しも、入院中の人、入院中は介護保険は使えません、しかし、頼る人がいないのです。電話が掛かります、行って話を聞きます。「あんただけだよ、直に動いてくれるのは・・・」と、これって完全なボランティアです。人の情につけこんだ、施策のような気がいつもしています。ケアする人、こういう人が弱者を支えている現状です。知ってはいるけど止められない。人間ですから。