家族が村(ケアビレジかんのん)に正月の催し物の準備に行くといい、置いている自転車の修理も気になっていましたので、自転車が乗る車で向かいます。その後は事務仕事をしようと考えていたのですが、いつの間にかご利用者さんと紅葉を狩りのドライブすると施設長に言ってました(笑)。合計6人お連れすることが出来ました。車外は出ないよ!ということで、北千里のケヤキ通りの見事な紅葉を堪能できました。
通院以外は外に出たことが無い人は、すっきりすると何度も言いました。ただ外に出るだけでこの喜びなのです・・・。いろんな人生の思いもポツリと話していました。ケアマネジャーではないので一人一人の人生は詳しくは知りませんが、それぞれがあり、今出会っている事を感じます。介護を生業とする人間としてできる事はたくさんあります。村人を外へお連れしたかった本音は実現出来ました。
今、今、できる事をしていきます。よく話をすることは、来年の紅葉は見れないかもしれないのです。読んでいる本があります。「見捨てられる<いのち>を考える」コロナ禍の事、自殺の事、殺人事件、ALSの京都の人の委託殺人、相模原の障がい者施設の殺人事件・・・読んでいて物事深く考え言葉を発しないと自分自身が殺人に加担している一人かもしれないといきつきました。同調圧力とマスコミの怖さです。皆と同じでは生きていけない今です。