埼玉県飯能市の知り合いからAさんから連絡があり、4日に母が息を引き取りました、年末に施設から皆で看取ろうと自宅に連れて帰って、みなで家で見送くることができました。お孫さん達や全員が揃った時に息を引き取ったようです。これだけでも凄い事です。
以前に胃ろうを付けるか、どうするかと相談を受けていた人です。私なんだか凄い言葉を伝えたようで「胃ろうをしたら、お母さんから恨まれるよ。」ということを発したのです。お母さんは胃ろうは付けたくない、お父さんは少しでも栄養を入れて長生きしてほしい・・・、気持ちは分かります。自分のことを表現するお母さんではなく、唯一自分の今後を言ったと聞きました。その結果の私の感想でした。この言葉が大きなきっかけになり胃ろうはしないと家族会議で決まったようです。
私は16歳で母を病院で亡くしました。その年の冬から度々肺炎を起こしていました。入院も何回かしています。冬になると激痛の胸でした。15年くらい前にいだきしん先生のピアノコンサート中にいつも痛む右肺を感じていましたら、ふと「母が死んだことへの怨み」と生まれびっくりしたのですが、納得しました。私を置いて死んだ母を怨んでいたのです。その日をもって肺炎はおこりません、分かると消えます。怨みが肺に溜まっていたのです。自分が乗り越えたので言葉を使えます。
しかし、この巡りは何かと考えると、ああ、Aさんのお母さんが私にそうさせた・・・いえ、私の亡き母もこうさせたと分かりました。そしてもう一人の母がいて、Aさんを紹介してくれた人の母、数年前にお亡くなりになった方も、こういう動きになるように応援してくれていたことが良く分かりました。母達は死んでも子の為に働いていてくれていること、怨みを残すことは、身を滅ぼします。代々受け継ぐことのないようにです。高句麗初代の王東明王の母、りゅうかさんと重なります。子が生きていけるように・・・と 母の愛。 自分も人類へ向けて愛の実践していきます。 時々迷うことも、変なこともしますが、ここが原点です。貴重な経験をさせていただき、また多くの魂に気が付くことができました。
人間は見えない世界ともつながっていることがよくわかります。人を大事にしていきます。今日はご利用者さんのキリスト教会の葬式に参加予定です